フィリピンの国家警察長官が、ドラッグ関係のトップとイスラム過激派が結託し、自分とドゥテルテ大統領を殺害するために結託しているはずだと述べたことがニュースになっていました。
「‘Drug lords team up with BIFF to kill Rody’」
http://www.philstar.com/headlines/2016/08/10/1611982/drug-lords-team-biff-kill-rody
長官によると、ドラッグ関係者は自首するか、中立化されるか、殺害されるかで、その一掃を、ドゥテルテ大統領の任期の最初の6か月で達成したいとのこと。ドラッグ関係のトップは武装しており、長官と大統領の殺害を熱望しており、彼らの首には、5000万ペソ以上の報奨金がかけられているそう。
また政府の徹底した反ドラッグキャンペーンを崩壊されるために、メディア関係者の中にも、ドラッグ関係者に金を支払われている者もおり、ドラッグ関係者がメディアに金を支払うことで、大統領の意図を曲げようとしているそうです。
さらにドゥテルテ大統領が、ドラッグに関わっている政治家の名前を公表するということも、それに反対する人々の動きを生み出しているといえそう。
「フィリピン大統領、「麻薬に関与」の政治家ら160人以上を名指し」
http://www.afpbb.com/articles/-/3096665
ドゥテルテ大統領が誕生しなければ、ここまでドラッグがフィリピンに広がっていることはオープンにならなかったはず。
ドゥテルテ大統領の挑戦は、まさに命をかけた挑戦で、それはドラッグ関係者の側も同じ。テロ組織をも巻き込み、表には出てこない部分で相当激しい闘いが繰り広げられているといえそうです。
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