新しく大統領になるだろうドゥテルテ氏が、「犯罪者を殺害するスナイパー」を設ける旨を述べていることがニュースになっていました。
「Shoot-to-kill, hanging await criminals」
http://www.philstar.com/headlines/2016/05/17/1584011/shoot-kill-hanging-await-criminals
記事によると、ドゥテルテ氏は、軍が「射殺」の命令を与えられ、市民がそれを恐れることを学ぶようになるだろうと言及したとのこと。組織化された犯罪にかかわった人や、逮捕を拒んだ者には「射殺」が適用されるとのこと。彼は「子供の命を奪った奴は命を奪われる」し、「国を潰そうとする奴はぶっ潰す。。。謝罪も、言い訳もそこにはない」と述べているとのこと。
激しいな、相変わらず(笑) アニメのようなセリフで、日本じゃ考えられない。。。
そしてダバオで実施していたルールを、国全体に適用するとして、
- 公の場所での飲みは深夜2時まで
- 子供が深夜に一人で歩くことの禁止
- レストランやホテルでの喫煙の禁止
を掲げています。
フィリピンのぐだぐた生活が好きな方、泣きましょう笑
そしてアロヨ政権化でなくなったとされる死刑が復活し、ドラッグの売買、レイプ、殺人、強盗などには極刑の適用ができるように議会に働きかけるそうです。選挙期間中には、大統領就任後、3-6か月の間に、数万人の犯罪者を殺すことを誓っています。
組織化された犯罪にかかわった人や、逮捕を拒んだ者には「射殺」が適用されるとのこと。
アキノ大統領は「ドゥテルテ氏が独裁者になる」と警告し続けてきましたが、どうなることやら。
上記のコメントを客観的に日本人として見ると、「いやいや(笑)」で終わりそうなところなのに、実際にやるんだろうなと犯罪者が心底思うところに、ドゥテルテ氏の強烈さがあるといえそう。
「諸刃の剣」
それを地でいく可能性がドゥテルテ氏にはあります。外国人も、最初の3-6か月はよく様子を見るのがベターではないでしょうか。フィリピンにかかわる方は、危ない目に遭わないよう気を引き締めるべきかなと思います。
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