2月以降、フィリピン大統領選の選挙キャンペーンが始まって以降の選挙絡みの死者が14人にのぼっているというニュースを見つけました。
「14 election-related killings recorded since February」
http://www.philstar.com/headlines/2016/04/09/1571030/14-election-related-killings-recorded-february
起こった地域は、記事によると、
Regions IV-A ルソン島(カラバルソン)
Regions IX ミンダナオ島(ザンボアンガ)
in the Cordillera Administrative Region. ルソン島(バギオ)
の3つ。
ちなみにフィリピンの地域区分は以下のウィキペディアで確認できます。
「Regions of the Philippines」
https://en.wikipedia.org/wiki/Regions_of_the_Philippines
追加情報によると、2015年6月以降では、選挙絡みの暴力沙汰は49件にのぼるとされ、ネットなどによる「サイバー・ブリーング(ネットなどでの誹謗中傷)」も増えているそうです。
実際に記事の中では、ドゥテルテ氏の支援者が、ドゥテルテ氏を批判する選挙運動員にヘイト・メッセージを送っているそうです。中には、その運動員が死んだり、レイプされることを望んでいるという内容も。
暴力で政治的な圧力をすることは絶対に許されるべきことではない一方、政治とはまさに闘争であり、生死を賭けた権力争いであることも真実。
海外のそうした政治への熱は、日本がすでに失ったもので、政治が生活に直結していることを人々が強く共有しているという意味では、うらやましくも感じたりします。
フィリピンの今後を決めうる次の大統領。決戦まで1カ月です。
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