7割を超えるフィリピン人が、地元での就職を希望していることがニュースになっていました。
「比人の7割超、故郷での就職を希望[労働]」
http://news.nna.jp/free/news/20160330php015A.html
調査は2015年10月―12日に、年齢15-55歳の3万1千人を対象にJobstreetによって行われたそう。このうち66%が国内居住者、大部分が地元で働いているとのこと。
地域別ではこうなっているようです。
中部ビサヤ 90%
ダバオ 85%
北部ミンダナオ 79%
カラガ 75%
西部ビサヤ 74%
最も低かったのは
ミンダナオ・イスラム教自治区 33%
中部ビサヤがトップの90%。セブ島で接するフィリピンの人達は、そういう人が圧倒的に多いと感じます。なぜなら家族と一緒にのんびり暮らせるから。なので、セブ市内でさえ、騒々しくて嫌だという人達にもたくさん会います。セブって、十分、田舎なんですけどね。。。
これ以上、ものがない所は、わたしにゃー無理です。それでも個人的に、セブはすごく住みやすいので、気持ちはわかります。
マニラとか評判悪いですもんね、特にセブのフィリピン人の間では。多くの人が出戻りします。そして住んでいる人には申し訳ないですが、私もマニラには住みたくありません。それなら、他の発展している国の都市部に住みます(笑)
そしてミンダナオのイスラム自治区が最低なのは、治安の問題が大きいのかなと(ブログ「フィリピンの過激派、ミンダナオでIS(イスラム国)のカリフ樹立を宣言!」http://yoshi-jpn.com/3691/)。
地元で働く理由としては、家族、雇用環境、文化、ワークライフバランスなどを挙げたそう。フィリピンの転職理由のトップは給料ですが(ブログ「フィリピン人が会社を辞める理由 トップは「より良い給料」」http://yoshi-jpn.com/3804/)、お金と上記の項目とを天秤にかけた結果で仕事を決めていると感じます。つまり「お金は重要、でもお金だけではない」ということで、これは日本も同じはず。
今回の調査でわかる地元に住みたいフィリピン人。看護師への政策も含め(ブログ「フィリピンで「看護師の最低賃金、月24887ペソ」の議案を上院で承認」http://yoshi-jpn.com/3615/)、経済発展が進めば、より国内に人が残るのかもしれません。そうなると、よりフィリピンの経済成長は力強くなる反面、交通渋滞が大変なことになりますよー。。。
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