厚労省のデータによると、前年比で2015年のフィリピンでのデング病が5割以上増えているとの報告がされています。
「2015年12月21日更新 デング熱の流行状況について」
http://www.forth.go.jp/topics/2015/12211411.html
フィリピンでは、2015年は169435人がデング熱にかかり、そのうち死者は511人だったそう。前年比で59.5%増えているそう。
そこで昔はどうだったのかと思い、過去のデング熱の記事を探してみました。
「hilippines: Dengue fever exceeds 80,000 cases, may reach 100000」
http://www.examiner.com/article/philippines-dengue-fever-exceeds-80-000-cases-may-reach-100-000
2012年時点の記事では、80000件を超えていて、10万件に届くかもしれないことがあげられています。この記事との比較でもわかるように、数は増えているようです。ただしそうした報告がきちんと上がるような体制になりつつあるだけかもしれませんが。
私はデング熱については詳しくないので、上記の記事の内容を少しまとめてみます。
デング熱は、関節と筋肉に重大な痛みを伴うため、かつては「骨折病」とも呼ばれていたそうです。
ウイルスは、DEN-1, DEN-2, DEN-3, DEN-4の4種で、デング熱の種類は3種だそう。
その3種とは、
1、the typical uncomplicated dengue fever
2、dengue hemorrhagic fever (DHF)
3、dengue shock syndrome (DSS).
感染は、蚊によって起こり、人から人への感染はないそうです。
デング熱の兆候は、高熱、頭痛、目の奥の痛み、重大な関節・筋肉の痛みなど。
そして発病しやすい順は、Type2, 3, 4, 1の順だそうで、type1と3は直接DHFを引き起こす可能性があるそうですが、type2と4の場合は、2次感染によって引き起こすとのこと。そしてDHFの場合、上記の兆候に加え、鼻、歯茎、肌からの流血が起こるそう。これ、聞いたことがあるデング熱の兆候ですね。こわい。。。さらにDSSになると、血が噴き出す形で、子供たちに起こるとのこと。たぶん私、これにかかったら、恐怖で泣きますね。。。
記事によると、デング熱への治療はなく、あるのはデング熱の兆候への対処のみ。早期対策が必須といえますね。そして、アセトアミノフェンを含む痛み止めを飲み、アスピリンを含む痛み止めは避けるべきとのことです。あとはよく言われている事ですが、病院にかかれるように、保険をかけておくことでしょうか。
今日から新しい年ですが、今年も健康に過ごしたいものです。今年もフィリピンの変化と日本の変化を肌で感じながら、なるべく「へ~」という役立つ情報をお送りできればと思います。
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