外務省の発表によると、海外で日本人が殺害された事件で、フィリピンが大半を占めているというニュースを見つけました。
「フィリピンでの邦人殺人被害、海外断トツ」
http://ph.isajijournal.com/headline/19738-moa-overseas-incident-statistic-in-2014.html
2014年は全8件中、5件がフィリピン。内訳は以下。
フィリピン・マニラ首都圏 3件
フィリピン・南ダバオ州 1件
フィリピン・リサール州 1件
それ以外は
米国・ニューヨーク市 1件
米国・カリフォルニア 1件
カナダ・サレー市 1件
2003年~2014年までの12年間で、世界中で全109件のうち、36件がフィリピンで全体の35%。2014年は減少であった傾向から一転、増加に転化したそう。
どういったケースを「殺害」に含んでいるのかはわかりませんが、件数で見ると、たいした数ではないと感じました。世界で、12年で、109件ですからね。
よく日本で「海外、殺されるかもしれないから、行くのは恐い」という意見をたくさん聞くのですが、改めて、この根拠のない不安で失うチャンスは多いだろうなと思います。もちろん殺されるようなことに巻き込まれるのは嫌ですが、それはどこにいても同じですからね。
あと2014年に増加に転じたのは、フィリピンに留学や仕事で来る日本人がかなり増えてきているからだ、とも感じます。しかもそうした中に、無警戒の方もたくさんいますからね。セブで、日本人の人は、遠くから見ても一瞬で日本人とわかる格好ですから。
またいつも言いますが、フィリピンでは殺されるケースのほとんどは、痴情とお金が絡んでいます。
そして私がいつも実践してきたことを1つシェアさせていただくと、フィリピンでこうした危険に巻き込まれないようにするためには、知人になるフィリピン人の「もう一つ向こうの人間模様」を抑えることが一つのポイントだと、個人的には思います。
例えば、その人の奥さん、旦那さん、近い親戚、兄弟、姉妹、友人など。その人がいわゆる「良い人」でもその関係者がどうかはわかりませんからね。フィリピンではこうした人間関係の中で生まれる「入れ知恵」がやっかいな状況を生み出すと感じてきたからです。
ここまで意識を張れれば、基本的に安全ではないかと思いますね。私は安全に楽しく過ごしています。危ない目にあったことはありません。以前はセブで深夜、スーツを着て、ジプニーで帰宅してましたからね(笑)
確かに割合で見れば、フィリピンが危険なのは間違いないですが、はじめて私のブログを読んでいただいた方は、「フィリピン危機管理・下ネタ関連」のカテゴリーをチェックしてみてください。フィリピン初心者の方には参考になると思いますので、お時間あるときにでも。
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