来年のフィリピン大統領選に向け、現在、支持率が一番のポー氏の出馬資格が取り消されたというニュースがありました。
「Comelec division disqualifies Grace Poe」
これは大きなニュースですね。ここまでの大統領選関連のブログはこちら。
「3分でわかる! 2016年のフィリピン次期大統領候補と支持率の推移」
「おふざけ?「宇宙大使」含む60人以上が立候補届け出のフィリピン大統領選」
「ポー氏の国籍問題を受け、ドゥテルテ氏が大統領出馬へ 混沌としてきたフィリピン大統領選」
彼女は両親のことがわからず、「natural-born」だと認めることができないとのこと。そしてそのことを証明するのには時間がかかる様子。
「Grace Poe: Two rivals behind disqualification cases」
http://www.philippinesnews.net/index.php/sid/239087317#sthash.Q4ymvhvJ.dpuf
上記記事によると、ロハス氏とビナイ氏が働きかけたとのこと。ドゥテルテ氏の立候補もポー氏の出自と関わっていましたね。
もちろんロハス自身はそんなことはしていないと反論しています。そして反対に、自分たちはポー氏に副大統領として一緒に働いてほしいと働きかけていたからだとのこと。
政治の匂いがぷんぷんしますね(笑) フィリピン大統領選は、大統領選と副大統領選の両方を見ないといけません。この力のバランスが選挙戦を大きく左右します。
前のブログでも述べていますが、今ロハス氏はポー氏に続き、第2位。そしてアキノ大統領が後継指名もしています。与党であるLiberal Partyの意向に反して、ポー氏が副大統領の話を受けなかったことが、結果としてこのような結果につながったように思います。
第1候補の脱落で、フィリピン大統領選は混戦。そしてアキノ大統領が指名した時点では第4位の支持率に過ぎなかったロハス氏が、結果第1位に伸びてきています。個人的に、ロハス氏は悪くないですね。
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