先日ブログで売春のことを書いたばかりですが（ブログ「売春>労働か 労働>売春か より良い社会を考え、コミットする」http://yoshi-jpn.com/3114/ ）、昨日ショッキングなニュースが流れました。
「横浜市の中学校の元校長 フィリピンで1万2000人以上を買春」
http://news.livedoor.com/article/detail/9982527/
「少女ら1万2000人を買春か 横浜市の元中学校長逮捕」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150408-00000011-ann-soci
日本人の元中学校校長が、20数年にわたり、フィリピンで買春を行い、その数が1万2000人に上るとのこと。そのきっかけは、マニラで日本語学校での3年間の勤務から始まったそうで、その校長は、女性との画像などを記録し、女性には番号などもふられていたとのこと。
いろいろな推測ができそうですが、どのように情報が流れ、逮捕に至ったのかはわかりません。ただそうした闇の部分にメスが入り始めたのかもしれません。
また相手の女性の1割が未成年だったとのこと。通常、フィリピンでは18歳以下は「マイナー」と呼ばれ、マイナーと肉体関係を持つと、逮捕される可能性があります。そのため、警察とマイナーが手を組んで、美人局のようなことが行われます。
このニュースを聞いたとき、タイの人身売買や児童買春を扱ったフィクション「闇の子供たち」という作品を思い出しました。まさに東南アジアの闇の部分ですね。
「闇の子供たち」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%97%87%E3%81%AE%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%9F%E3%81%A1
白人の外国人が、児童を買い、性交を行うシーンなどがあります。こうしたことが現実に起こっているかもしれませんが、上映された当時、話題になっていた映画を観た私は、あまりの気持ち悪さに、最後まで見ることができませんでした。興味がある方は見てみてください。
また人身売買は、英語で「ヒューマントラフィック」といい、フィリピン人たちと話すと、フィリピンでもよく起こったそうです。突然子供が街から消えるのです。少なくとも2年ぐらい前は、人身売買に対する活動を行っているフィリピン人の若い人たちにも会いました。
「倫理観のタガ外れた時、解放感味わえた」
逮捕された校長のコメント。日本人に限らず、海外に出て、はめを外す人は多いわけですが、こうした事例はどんどん明るみに出るのかもしれません。
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