あるニュースを見ていた際に、日本に来ている中国人100人にアンケートをとった結果、年収の平均が697万円であると報じていました。
以前もブログで、対日本で、若者の給料において、韓国が日本を上回ったことを書きました(ブログ「韓国の若者の給料、日本を上回る アジアの人々は「海外旅行」望む」http://yoshi-jpn.com/2760/ )。そこでも触れていたのですが、中国人の年収も増加しており、約日本の半分近くまで上がっている主旨のことを書いていましたが、年収697万円の数字は驚きです。今後も、中国はどんどん伸びていくものと思われます。
そして2014年は、対2013年比で、日本を旅行する中国人旅行者が約80%増えたそうです。
「来日中国人観光客、前年比2倍!? 買い物だけじゃない、彼らの目的とは」
http://newsphere.jp/national/20150223-3/
私自身も、日本に帰ってきた際に、観光で京都などに行ったりしたのですが、有名観光地では約半数が中国人系の方々ではないかと感じていました。ここでは要因として、2つのことが上げられるようです。
1点目は円安。円安により、日本が多くの国の方にとって訪れやすい国になっているとのこと。逆に円の収入で海外で生活している日本人にとっては厳しい状況になっています。また日本国内で生活している分には気づかないかもしれませんが、円の価値も下がっています。つまりそれは相対的に、日本人の貯金が減っているということです。
2点目は、政府のビザの緩和です。上記記事によると、「日本外務省は、年収の要件について公表はしない方針のようだが、SCMPは、25万人民元から10万人民元あたりに引き下げられた」となっています。日本円になおすと、約485万円から約195万円とのこと(2015年3月17日現在)。よりビザがとりやすくなっているのです。
実際に、2014年に、外国人観光客が去年日本で使った金額は2兆305億円にのぼるとのこと。
「訪日客のインバウンド消費が日本経済を救う 消費意欲旺盛な外国人観光客を顧客にするには」
http://diamond.jp/articles/-/65852
今後も中国人を含め、多くの海外の方が日本を訪れる動きは加速していきそうです。
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