アカデミー賞で助演女優賞に輝いたパトリシア・アークエットさんが、スピーチでアメリカ社会における男女格差問題を訴えた。
オスカー女優の女性平等権利を唱えるスピーチが波紋!
http://www.cinematoday.jp/page/N0070974
少なくとも私の中では、アメリカは男女格差が低いと考えていたので、意外だった。ただそれは日本がもっと大きな差があり、それが普通の感覚になっているためだろう。
上記のグラフをみても一目瞭然で、日本の男女の賃金格差が大きいとされている。ちなみにフィリピンは上位に位置しているが、この理由は、男子より女子がよく働くから、という理由が見え隠れしないでもない。
他には、日本の男女格差を示すOECDの数字が以下のようになっている。
子どもを持つ女性の賃金差別が世界最悪の日本-男性賃金のわずか39%、OECD30カ国平均の半分
http://blogos.com/article/84457/
そのグラフ
http://ameblo.jp/kokkoippan/image-11822172295-12908212752.html
これで見ると、アークエットさんが批判していたアメリカについては、77という数字で表されていて、平均値とほぼ同じだ。そして日本の数字はその半分の39で、ダントツの最下位になっている。以前にも、日本のシングルマザーのことを記事にしたが、とても厳しい現実がある(ブログ「シングルマザー 男が逃げた」http://yoshi-jpn.com/1324/ )。
人の振り見て我が振り直せではないが、共働きでないと厳しい日本の若い世代の現状や、さらに離婚率が約50%と言われる日本の現状を踏まえると、状況は深刻で、間違いなく改善すべきだろう。
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