日本人からしたら、トマトは赤色の食べ物だ。
記者時代、取材させていただいたトマトの出荷で、収穫するトマトが緑で驚いた。理由は、輸送の間に、トマトが赤くなるからだそうだ。だからほんとにおいしいトマトは、畑で赤色になったものだと当時理解した記憶がある。フィリピンから届くバナナもそうだ。フィリピンで収穫するときには緑色のものが、日本への輸送の間に黄色くなる。
でもフィリピン人にとって、トマトは緑だ。
赤色のトマトなど甘すぎて食べられないらしい。そんな馬鹿なと思うが、フィリピン人たちもそんな馬鹿なと思っている。これが文化・習慣の違いだ。どちらも正しい。しかし「緑のトマトがおいしい」と力強く言われると、黙ってしまう。。。腹の底から納得がで、で、できぬ。。。
あと徳島の特産すだちと、フィリピンのカラマンシーは同じではないかというのが現在の議論の的だ。
ずっと似ていると思ってきたが、日本人で誰もカラマンシーをすだちと言っているのを聞いたことがなかった。でもフィリピン人たちと、おいしい魚の食べ方について話しているときに、すだちとカラマンシーは同じではないかと話題になっている。
フィリピン人は、果物や野菜を葉で判断できる。私は葉など気にしたこともなく、サバイバル力で数段落ちると自覚している。
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