「もう橋から飛んで死んでやる!」
セブでは、自殺の際には橋から飛ぶ。先日もフィリピン人がそうメールを送っているのを見た(笑)
日本人の自殺率は高い。もう長い間、毎年3万人を越える方が自殺でなくなっているらしい。韓国もそれぐらいいるとの話。国が豊かであることの犠牲。良い面と悪い面があると思う。
それに比べ、フィリピン人の自殺は多くない。あれだけ好きに生きて、「疲れた」という理由で仕事を辞められて、笑顔で無職のフィリピン人。自殺する理由があまりないはず。。。
私が聞いた話によると、セブでは橋から飛ぶ自殺が多いそうだ。先日、タクシーでその橋を渡っているとき(写真)、ふと思い出した。
セブシティの隣には、無数にリゾートがあるマクタン島がある。たぶん多くの日本人の方が「セブ」とイメージするのは、きっとこのマクタンのリゾートの海。残念ながらセブシティはそんな感じではない。街がゴミゴミしている。。だから多くの留学生が、学校の宿泊寮から外を眺めてこう言う。
「どこにきれいな海あんねん!」
パンフレットとは違うので、そうしたパンフレットに騙されないようにしたい。
そのマクタンと、セブシティの間には、いくつかの橋がある。自殺の際には、ここから飛ぶのだそうだ。そして理由は、、、
失恋!
そして飛ぶ人間は、、、
男!
留学していた際、その話を複数の講師から聞き、私は「嘘だ」と言った。男が失恋で自殺をするって、、、でもどうやら本当のようだ。
実際男女に関わらず、フィリピンの若者は、失恋すると、仕事を休んだり、辞めたり、FBで神に助けを求めるコメントが出たり(笑)する。「日本で、そんな子供っぽいことしてたら生きていけない」そう伝えると、「Crazy」と講師たちに言われた記憶がある。。。確かに、彼らの価値観からすると、日本人側がおかしいのかもしれない。
しかし橋の上からのダイブは当然怖い。それが理由で飛ぶ時間は夜中が選ばれる。何も見えないからだ(笑) ただ運良く?、死なない場合があるらしく、その場合は大変だ。全身は海面に打ち付けられ、悶絶する痛みでありながら、夜中で誰も自分を見つけてくれない。それでも海岸まで必死で泳ぐ。死にたかったにも関わらず(笑) 最初から飛び降りるべきではないのだ、と私は思う。。。怖いし、痛いし。。。
この橋を渡る度に、いつも思い出す。
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