先日、セブ島のSMモールを、フィリピン人たちと歩いていたときのこと。フィリピン留学の日本人の方だと思われる2人組を発見しました。日本人は「あ、日本人だ」とはっきりわかりますよね。
2人は大学生ぐらいの男の子2人組。1人はリュックサックを背負い、もう1人は口の空いた手提げを肩からかけていました。ここで注意点ですが、リュックは可能な限り背負うのは避けた方が良いですし、口の空いた手提げも、後ろから普通に物をとれますので、ダメな例になります。
私は、留学当初、韓国人のバッチメイトに、この持ち方は後ろからやられるから気を付けた方が良いよ、などと教えていました(笑) 結局、長くフィリピンにいるからという問題じゃないんですよね。意識しているかどうかなので。
その明らかな無防備さをネタに、フィリピン人たちに「あれ、簡単に財布とか取れそうじゃない？」と言ったところ、フィリピン人たちが一言。「イノセント（(笑)）」と。
こういう人が、フィリピン人に狙われます。このフィリピン人に、外見だけで、「イノセント」と思われる人が危険なわけです。
今回のケースも、例えば、リュックを前に抱えていたり、手提げも口が閉まっているタイプを使っていると、それだけで外に向けて出るオーラが違います。ただでさえ、日本人は日本人だとわかります。そしてその人たちが、「私はカモです」オーラを出していると、悪い奴らが近づいてくる可能性があがります。
どんなに安全対策をしても、フィリピンという国は100％安全などということはありません。ただかなり確率を下げることはできます。私の場合は、深夜だろうとどこだろうと、ジプニーを基本利用するという危ないことを選択してるので、その代わりにホールドアップ（拳銃強盗）に遭遇した場合を考え、いつでも財布には少額しかいれてないですし、財布を渡す準備をしています。
その警戒しているオーラが、やられる人とやられない人を明らかに分けていると思うので、意識してみてください。私の場合、基本的にはストリートチルドレンさえ寄ってきません(笑) 「来たら、殴ってやるからな」オーラを出しています(笑)
ぜひ安全に過ごし、実りある留学生活を楽しんでもらえればと思います。
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