大統領命令で「ドラッグ関係者の殺害」が行われているフィリピンで、レイテ島の市長が殺される事件がニュースになっていました。
「6 alleged aides of 'narco mayor' killed in police encounter」
記事によると、殺害されたのは市長を含む6名。その中には2名のセキュリティガードが含まれているようです。
数日前に市長は自分から自首し、息子がドラッグに関わっていることを認めたよう。その後、ドゥテルテ大統領は、もし身柄を確保できない場合、発砲して良いという命令を出していたようで、事件は午前5時に起こり、現在当時の状況を調べているとのこと。
ついに市長までもが対象になりましたね(ブログ「フィリピン・5人の警察トップ関係者が「ドラッグ関係者」、23人の市長も疑惑、公表へ」http://yoshi-jpn.com/4026/)。
恐怖を感じるのは私だけでしょうか。朝5時とか暗殺のレベルですよね。。。
行き過ぎた「潔癖」は、生きづらい社会を生むことになります。日本を見てください、日本を。人は誰しも間違うのですよと。
そして深刻な場面であればあるほど、ユーモアが必要になるのも真。最近日本で特集されることが多い「田中角栄」氏の映像を見ながら、いかにユーモアが大事で、かつ潔癖の社会からはああした度量の大きな人物は出てきにくいよなということを感じています。つまりかつての日本はだいぶいい加減であったはずだとも思っています。
ちょっと話が逸れましたが、潔癖の社会では、誰もがお互いを監視し合って、窮屈になる傾向があると思われ、フィリピンの良さだと個人的に感じている「緩さ」も急速に消えるのかもと感じています。
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