現在正社員にする前に、従業員に対して６か月間の「試用期間」を定めることができるフィリピンにおいて、
その期間を「100日にする」という発言がニュースになっていました。

 

期限付き雇用契約を半減、労働相の100日目標
http://www.nna.jp/articles/show/20160712php011A

 

発言者は労働大臣。

 

フィリピンでは、現在、実際に正社員にする前に、試用期間として「半年」を定め、その期間であれば、契約を延長しないで構わないとするオーナー有利の状況があります。そのため、企業によってはそれを悪用し、
正社員を増やさず、試用期間のみの従業員がいるのが実態です。

 

さらにこれならまだ法律の範囲内ですが、半年を過ぎても、正社員にさせない企業の話もよく聞きます。そうした企業にとっては、今回の話はショッキングなニュース。しかも現在大統領は、「あの」ドゥテルテ氏。

 

まあ、見つかったら、ただことないですね。。。

 

たぶん日系企業の中にも、こうしたいわゆるグレーな（黒に近い？）ことをしている企業もあると思いますので、そうした企業は急ぎ対応が必要かもしれませんね。