やっぱりフィリピンにドラッグは広く浸透していた!ネグロス、薬物使用者900人が1週間で自首

やっぱりフィリピンにドラッグは広く浸透していた!ネグロス、薬物使用者900人が1週間で自首

セブ島などもあるフィリピン中部のネグロス島で、ここ1週間ほどで、約900人のドラッグ使用者等が自首をしたというニュースを見つけました。

「900 drug personalities surrender in Negros」

http://www.manilatimes.net/900-drug-personalities-surrender-in-negros/271934/

 

記事によると、

Guihulngan Cityで302人、

Sibulan townで152人、

Bais Cityで152人、

San Jose townで81人、

Valencia townで34人、

Zamboanguita townで34人、

Ayungonで16人、

Vallehermosoで16人、

Tayasanで14人

 

あれ、801人だな。。。たぶんこの他にもいるんだろうな。。。算数が不得意ということではないよな、きっと。。。

そして以前、大統領選の最中、ドゥテルテ大統領が、ドラッグ使用者への過激な発言で大きく支持を下げたときがあり、そこで物凄く根深くフィリピンにドラッグが浸透しているということを推測していたのですが、やっぱりそうだったようですね(ブログ「フィリピン大統領選 ビナイ氏の支持層・ドゥテルテ氏の支持率急落の裏にあるフィリピンのドラッグ問題」http://yoshi-jpn.com/3670/)。

4年半ほどフィリピンと関わり、セブ島では明らかにドラッグの広がりを肌で感じていたので、やっぱりというのが実感。

あとよくドゥテルテ氏を「人気取り」と位置づける向きがありますが、それに違和感を感じるのは、こうした過去に見るように、ドゥテルテ氏が決して人気取りで発言しているわけではないからです(ブログ「「フィリピン版トランプ」という呼び名への違和感と、ドゥテルテ政権が考える8つの経済計画」http://yoshi-jpn.com/3930/)。

現代社会とは思えない政府による「ドラッグ使用者の殺害」。しかし明らかに、確実に、フィリピンという国では機能していると感じています。それが多くのドラッグ使用者の自首という結果。

政治とは生き物であり、教科書のような「一般論」で断罪できるものでは決してないということを実感しています。日本のワイドショーなど無価値ですもんね。。。

以前から言っているのですが、フィリピンはごく少数の「絶対的」犯罪者によって、「危険」というイメージがつきまとうもったいない国。

もし政治がマジョリティの利益をもたらすものであるべきならば、ドゥテルテ政権はまぎれもなく「正義」。でも「人権」ということを考慮するならば、まぎれもなく「悪」。

それでも多くの善良なフィリピン人に広く支持されているのを実感しています。

 

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