僕の場合は、業務が英語に関係していたから、特にそうだったのかもしれませんが、少し雑感として記録しておきます。
フィリピンでインターンや現地採用で就職となったときに、自分の英語力の向上を中心に考えている人がいます。海外で働きたいといいながら。中には、仕事が多いことに文句を言っている人すらいます。。。よくわからないですね、英語ができて何がしたいのか、すでに矛盾しています。他人の選択ですので、特に口出しするようなことでもありませんが、僕ならズバリ、英語がどんなに喋れようが採用したくない従業員です。
なんでしょう、意識の問題ですかね。
インターンは無償のものもたくさんあります。セブの現地採用などもビックリするぐらい給料安いです。だから僕からのアドバイスとして言えることは、このような機会を英語力向上だけに使うなどナンセンスです、ということです。
仕事や価値観が違う外国人たちと向き合う。それも自分の貧弱な英語力を介して。そして、その会社なり組織の業務を改善する。そこに意識的に、自分の英語力を向上させる機会を持ち込む。英語を使うという意識そのものもそうかと思います。例えば、単語で会話が成り立つところを必ず完全な文章をつくりやりとりするなど。それでこそ、英語を話す職場で働ける力がつくわけです。
「ボランティアでなぜそこまでするの」ということを、インターンのとき、講師にも、生徒さんにもたくさん言われました。けど僕の回答はこうです。「ボランティアなのに、ただの組織の歯車になっていたら、完全に人生の無駄です。得られるだけ得ないと、何をしにこんなところまで来たのかわからない」と。そういう意味でCNE1の井坂さんは最高でした。「基本的に良いと思うことは何でもトライしてもらっていいです」。指示はこれだけでした(笑) そして何より、これを改善してもらいたいと伝えると、改善できる日程をその場で返答してもらえました。そうすることで、すぐに顧客である生徒さんに伝えられました。これはものすごく大事です。対応スピードが遅いと、顧客満足度は絶対に下がるからです。
またフィリピンの場合、フィリピン人はものすごく良く上司を見ています。彼らは表では良い顔をしますが、その内心は別のところにあることがたくさんあります。それらをちゃんと把握し、対処できないと、舐められます。実際に多くの日本人が、はー、と思われています(笑) 日本人は英語力でハンデを抱えています。なので、ポジションに見合う働きをするには、納得させられる仕事をする必要があるので、皆さん一緒に頑張りましょう(笑)
インターンなどをするとき、残念ながらすべての企業が良いわけではないので、すごく慎重に選んでもらいたいと思います。ただ多くの企業は人手不足をインターンなどでまかなっています。つまりインターンにも必ず業務はあります。そしてどの企業も、能力ある人には仕事をまかせたいものです。
自分の貴重な人生の時間を使います。なので、得るものがたくさんあるよう、まずは人にどれだけ与えられるか考えてみてください。そうする自ずと、たくさんのものが返ってきて、人生の有意義な時間になるかと思います。
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