松下村塾

松下村塾

たまたま先日以下のものを見つけた。幕末の志士、高杉晋作に興味ある方は、読んでみてください。

 

【写真あり】もはや漫画。27歳で亡くなった高杉晋作の生涯が恰好良すぎる【幕末】
http://bakumatsu.org/blog/2013/06/takasugi.html 

 

「面白き こともなき世を 面白く」

 

上の言葉は、高杉晋作の辞世の句の上の句で、私の人生の指針だ。ちなみに下の句は「すみなすものは 心なりけり」。

 

記者時代、入社時の自己紹介でもこの言葉を書いたが、人事の方も、この言葉が大好きだとおっしゃっていた。人生なんて、受け身でいても何も面白くない。冷めて眺めていたら、世の中のすべての事などつまらなくみえる。そしてあっという間に時間が過ぎる。高校生時代、そうした斜に構えた姿勢で面白くない時間を過ごした反省から、以後は好き勝手に生きている。父、母、弟、妹には申し訳なく思っている。が、大学生時代に親に言ったことがある。

 

「自分で選んだ道の方が、大変なことはたくさんあると思う。でも人が決めたような道を歩いて、文句ばかりを言ってる姿は、親には見せたくないわけよね。だからしんどいけど、楽しく笑顔で過ごせる道を、オレは選んでいくよ。それが親孝行だと思ってる。親になんて、どうせ、感謝の気持ちは返せきれないんだから。」

 

ちょっとかっこをつけてみた(笑) が、本当にそう思っている。

 

話を本論に戻すが、数日前のブログでこう書いていた。

 

「深夜終わりのバイトで、そのまま原付で京都を出発し、明け方眠気眼で、岡山の海岸線を見て、中国地方を寄り道しながら、夜中には山口県の山の中にいたりした(笑) そして夜始まるバイトに滑り込みで戻ってくる(笑)」(ブログ「日本酒」http://yoshi-jpn.com/2024/

 

これはまさに、山口県の萩を訪れたときの話だ。山口県の日本海側にある萩。そこには吉田松陰の「松下村塾」がある。歴史上、伝説の私塾だ。

 

そのため、夜中に太平洋側から日本海側に向かい、山口県の山の中を一人で原付に乗り走っていた。山中で人影が見えた時には、「出た!」と思ったが、本物のおばあさんだった。。。でも超こわかった(笑)。。。なんせ人っ子一人いない真っ暗な山の中ですからね。。。そして寒くて、雨用のカッパを着て、その辺りで寝た(笑) そして明け方、萩についた。

 

高杉晋作らを輩出した松下村塾の時代へのインパクトは強大だ。そして吉田松陰は、私のロールモデルだ。

 

教育は私のパッションだと思う。でも「先生」は嫌だ。自分はそんなたいした人間ではない。あと何か自分が答えの知っているものだけを若い子に伝えて、何が伝わるというのだ。そういう思いが常にある。教える程のものを持っているほど、すげー人間でもない。

 

チャレンジだ。自分が知らない未来に全力で取り組む。その姿勢そのものが教育だとするスタンス。そういうスタンスが好きで、吉田松陰なのだ。そして広く誰かに必要とされなくていいから、出会った人に強烈な何かを残したい。これも吉田松陰の影響だと思う。だから記者を辞める道を選んだ。ただ今の状況が続くなら、明らかに記者の方が人のためになる(笑) 頑張らねば。

 

上記の高杉晋作のリンクを見てもそうだが、年齢なんて関係ないよなと思う。若い方々の日本・海外での活躍をみていると、ほんとにそう思う。私も年齢の上下に関わらず、広く学んで、成長していかないといけない。私はすでに坂本竜馬の死んだ年齢は越えたのだ。マジか。。。

 

いつまでも実践者。そうありたいと思う。そしてじいさんになった時には、近所の子供たちを見かけたら、理由なく、飴玉をあげて、「飴玉じじい」と呼ばれるようになりたい(笑) いつまでも子供たちの近くにいたい。そして子供たちが悪さをしたら、全力で怒り狂う(笑) そういうインパクトあるじじい。

 

まだまだ先は長い。

 

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