先日、フィリピンのボクシングの英雄、マニパッキャオが再度防衛を果たした。パッキャオの人気は絶大だ。
パッキャオ戦がある時間は、フィリピンで犯罪がゼロになる。悪い奴らも、みんなパッキャオを応援している。非常に有名な話だ。警察がその時間に働いていないという見方もできるかもしれないが。。。ようは見方の問題だ。
路上からは人の数が減る。モールでは、大型スクリーンの前で、試合を見ている人たちが動かない。最近でこそ人気が落ちている感じがあるが、私が来た当時は、ほんとに凄かった。街が静かになり、家からは叫び声が聞こえる(笑)
だからパッキャオが負けた試合。当時働いていた職場の男性講師たちは、一応に「慢心だ」と言った。フィリピン人から「慢心だ」と聞くと、それだけで少しおかしな気がする(笑)
パッキャオは貧しい所から、まさに腕一本で這い上がったレジェンド(伝説)。6階級制覇は、フィリピンを越え、世界的にも史上2人目の大偉業。現在は国会議員でもある。
路上で車が衝突しているのはしょっちゅう見るし、スリや強盗は後を絶たない。油断のできない国、フィリピン。
そんな国で、犯罪をゼロにできるパッキャオは、まさに英雄だ。
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