昨晩、セブ市内の道路に突然、大量の自転車が道の真ん中を走っていた。
フィリピンでは車が絶対的な存在だ。歩行者のことなど気にしない。車を持っているのは金持ちの印で、この国では車がすべてに優先する。
そんな車が進めなくなっていた。どうやらセブ市の政治家？が自転車用のレーンをつくろうとの提案で試みたイベントだったようだ。
http://www.philstar.com/cebu-news/2014/03/28/1306074/cabrera-pushes-bike-lanes
お、なかなか良いアイディアだ！
当日も自転車が道路に広がっていた。なかなかの光景だった。金持ちもこれではさすがにお手上げだ。
フィリピンではあまり自転車を見ない。セブ島の場合、一部ITparkなどでは乗ることも可能かもしれないが、基本的に歩道という発想と、歩行者優先という発想を欠くフィリピン。しかも道路は、ジプニーが有害な煙を出しながら走っている。何重もの意味で危険だ。以前他のブログで書いたが(「フィリピンのローカルバスはこわい。。。」http://yoshi-jpn.com/798/)、田舎だと間違いなく事故になると思う。
ジプニーという便利で格安の乗り物があるので、今の所、自転車がすぐに広がることはなさそう。でもこうした運動で自転車の利用ができるような環境に変わっていくのはすごく良いと思う。まだまだ外国人が安心して利用できるようになるには程遠いだろうけど、気長に待ちたい。
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