記者時代気づいたことは、20年もすれば漁業はなくなるだろうということだった。これは漁師さんと話をして間違いないと思っている。
農業は一部で若い人が取り組んでいるのも見たが、全体でいうと、それもやはり減っていた。
林業。もはや山の持ち主すら分からない状態が広がっており、山の木々が腐り始めていた。こちらも20年もすればとんでもないことになる。木は切らねばならないのだ。
そして今回気づいたこと。大工さんなどもはじめ、建設業に関わる若い人たちが著しく減っているとのことだ。
私が聞いた話によると、東日本大震災の復興があり、多くの業者さんが東北に仕事をしに行っているとのこと。その影響で、関東近郊で、建設業の仕事が回らず、西日本の業者が関東に行っているような状況。そうなってくると、当然西日本では人手不足が起こってくる。
若い人がいない。
第1次産業分野のものは海外からの輸入に頼る。日本がそうした1つの選択をすでに決めてしまったように、私には見える。
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