別に答えがある話ではないと思いますので、まずは簡単に数字で遊んでみることから話を始めてみようと思います。
例えば、日本で30万円の給料をもらっている人がいます。生活費は20万円としてみます。もちろん、ただの設定です。この場合、この人は貯金を月に10万円できます。一方、アジアの国で15万円をもらっている人がいます。生活費は10万円としてみます。この場合、この人は貯金を月に5万円できることになります。
例えば、貯金額にだけ注目してみると、日本の方が毎月5万円多いわけです。多くの日本の方が、こちらを得だと思うのではないだろうかと思います。
それでは、ここで、仕事を辞めた場合を少し考えてみます。突然の病気や、家族の介護などで、仕事を辞める必要があることも起こるかもしれません。
そうしたとき、例えば、日本の方は、1年かけて、120万円貯まる計算になります。ただし、もし仕事を辞めると、4ヶ月で貯金すべてを失うことになります。それに比べて、アジアの方は、1年かけて60万円貯まります。仕事を辞めても、6ヶ月貯金で生活できます。
そうです。アジアの方が、2ヶ月という「時間」を貯めることができるんですね。2ヶ月です。夏休みより長い時間が生まれるんですね。
日本での給料がそれより低い場合、日本の条件は更に悪くなると思います。それに対して、アジアの方は、節約できる方ならもっと得な状況が生まれます。また夫婦で働いていれば、もっともっととなるわけです。これは日本の方が、払わないといけない“固定費”がより高いからです。日本でいると、どこからともなくやってくる将来への漠然とした不安は、この辺りと関係している気がしています。
アジアの場合、旅行のための飛行機も、格安航空のプロモーションを利用すれば、フィリピンからマレーシアや台湾に行くのに往復で1万円です。これは大阪―東京間の深夜バス並です(笑) こういうことが可能になるのもアジアに住むメリットかなと思います。
写真は、台湾で食べた小龍包です。激安!激ウマ!です!!!! 私が小龍包をほおばっていたとき、偶然、マチャミさんや次長課長が、テレビの撮影で、その店の小龍包を食べにきましたしね。
もちろん、「家族がいたら、そんなことできない!」という意見もあるかと思います。でも実際上記のようなことを、人知れず実践している人が、日本人の中にもいるということです。
ただ日本は超―――――安全です。どこでも大概欲しいものが手に入ります。食べるものはほんとにおいしいです。更にアジアから日本に戻ることを前提にすると、恐ろしい事になるわけです(笑) 上記の例の場合、1年かけて貯めたお金が2ヶ月でなくなるので。。。
今日は、こんな生き方もあるということを簡単に見てきました。いつも言っておりますが、アジアの方が良いと言っているわけではありません。人によりけりです。ご飯が合わないと、生活自体が辛すぎますし(;´Д`) ただ生き方の選択肢は、私たちが思っているより、ずっと開けているのかもしれません。
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