ロンドンで、赤い電話ボックスを利用し、飲み物などを販売するパキスタン人とフィリピン人の夫婦がニュースになっていました。
「A new London coffee shop is serving drinks out of a red phone box」
記事によると、現在、赤い電話ボックスは、急速にロンドンの街から消えているそう。そのご夫婦は、その電話ボックスはある種ロンドンの象徴であるとし、それを活用し、路上販売をしているそうです。またそれはずっとコーヒー店を持ちたいと思っていた“夢”への挑戦でもあるそう。
メニューは、コーヒーの他、ティー、ホットチョコレート、チャイなどの飲み物の他、パイなどの食べ物も売っているそうです。
ご夫婦は、それぞれ別の仕事をしながら、そのお店を運営しているそう。起業ってこういう事だよなと感じるエピソードです。
ロンドンは現在移民や外国人労働者の受け入れを厳しくいるのが現実。そして2年程前は物価も最も高い部類になっていました。だからそこで日銭や追加の収入を得ることは、彼らの国では大きなお金になることも真実。たくましさを感じます。
以前、フィリピンのSMモールの創業者で、フィリピンの長者番付1位のヘンリー・シー氏のエピソードを書きました(ブログ「フィリピンの巨大モールSMの創業者「ヘンリー・シー」の有名なエピソード」http://yoshi-jpn.com/3176/)。彼は一番はじめ、路上で靴磨きをすることで稼ぎ出したのが始まりだそうです。
もちろんほとんどの人はヘンリー・シー氏のようにはなれません。でもこうした小さく見える一歩を踏みだせる人にしか絶対にチャンスは来ません。ロンドンの路上での販売は、南の国から来たお二人には寒くて大変でしょうが、ぜひ頑張ってほしいですねー
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