僕は現在、週3日程度、朝1時ごろ、寝る前にジョギングをしています。セブは安全ですが、危険でもあるので、この情報だけで、自分も!と思わないでください。僕はめちゃめちゃ用心していますし、フィリピン人達ですら「危険!」と言います。
写真は、孤児の子達を支援する知り合いのおばちゃんについて行ったときのものです。
そんな中、先週走っている最中、突然その一部の歩道に大量のテントが並んでいるのを発見しました。たくさんのフィリピン人が寝ていたので、てっきり何かを理由に、家を追い出された人が大量に出たのだと思っていました。雨宿りできる違う場所にも寝ていたので。
しかし昼間その場所を通ったときにわかったのですが、そのテントは、教会の前に位置しており、売店となっていました。彼らは、その教会のイベントに合わせて、地方から物を売るためにセブ市内に一時滞在し、野宿していたのです。
また先月には、僕の家の近所の道路が舗装作業中だったのですが、作業用のクレーンやトラックで、おじさんたちが寝ていました。そう、トラックを動かすガソリン代より、おじさん達に寝てもらう方が安く済むのです。
その他にも、フィリピンのモールには、そこかしこにセキュリティガードがいますが、カメラを設置して管理するより、ガードを雇う方が安く、更に安全も確保できるのです。
そして、セブ市内で一番多くの人の役に立っていると思われるジプニー。そのドライバーの服装や身なりを見ると、決してその仕事に見合うとは思えません。前職で働いていた時、講師の一人が乗るジプニーが強盗に襲われる事件が起こったのですが、拳銃を持っていた犯人は、2発発砲し、1つがおじさんに命中したとのこと。割に合いませんよね。
ここで生きていると、なんて自分は恵まれているのだろうと思います。自分は一度フィリピンにどっぷり浸かった生活をしていました。ボーディングハウスに、フィリピン人達と住み、地元の露店で食べ物を買い、生活をするというものです。時々、トイレに行こうと、自分の部屋のドアを開けたら、おばちゃんが廊下で寝てました。。。無しですよね(笑) あと地域で自分を知らない人がいない感じでしたしね(笑)。その地域で唯一の日本人(笑) 僕の生活水準は、彼らと同レベルでした。もちろん安全に配慮する必要はあると思うのですが、それで見えた世界は、確かにありました。多くの日本人は、フィリピン人がもらっている給料での生活がどれぐらい余裕がないものかもわからないのです。
やはり実際に、その社会に入り込むことで見える世界は大きいです。自分の想像力とサバイバル力を鍛えます(笑) 海外で住む醍醐味ですよね。
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