真面目なテーマ。
次期衆院選がもうすぐはじまる。
きっと新聞社は大変なことになっている。通常、選挙はある程度、解散の時期がわかる。4年が満期なのだから、それが近づけば、選挙班がつくられ、準備をはじめる。なので、2年余りで、突然解散となると、選挙班を急遽立ち上げ、さらに準備もないので、誰が候補者になるのかなどの動きが予測できていない。
世も師走。世間も年末で忙しい。予算の審議も先送りになる。巷では、なぜ解散をするのか理由がわからないという意見が多数。それに対して、首相は増税の先送りと「アベノミクス」の是非を問うとのことだ。
ただこの選挙の結果はどうなるのか、いまいちよく私にはわからない。
安倍さんが勝つと、消費税増税は2年半後まで延期。
では負ければ、来年10月に消費税増税という理解でいいのだろうか。
ただこの感じだと、安倍さん負けるわけがないんですけどね。。。敗退ラインもかなり緩い。
さらに野党の中にはまだ増税に反対といっていたりする。この期に及んで「増税に反対!」と叫ぶ人に政治センスの欠片も感じない。
アベノミクスに関しても、否定的な意見がたくさんある。
「安倍政権が選挙に勝っても、日本は疲弊する 衝撃のGDPは、過度な円安誘導政策の結果」
http://toyokeizai.net/articles/-/53609
ただ一連の動きを見ながら、現在の状況が、私には日本の断末魔に聞こえる。やはりバブルから25年、失われた20年の間に転換期を逃したのは間違いない。
竹下元首相が言ったとされる「小渕(恵三元首相)以降(の総理候補)が見えない」とする言葉。そして浜幸さんこと、浜田幸一さんのある番組での発言。
「民主党なんて政党じゃない/大増税時代」
https://www.youtube.com/watch?v=CrKBWQX-JRg
あまりに見事に的を射ている。やはり政治家は情熱を持ち、見識がある人がなるべきだ。
もう大学生以来ずーーーーーっと言っているが、
・小選挙区制は日本の政治風土に合わない(日本の政治風土に勝ち負け思考は合わない)→中選挙区制に戻す
・消費税は25~30%以上
政治を学び始め15年。今は昔と比べ、あまりにも国に体力がなくなった。何でもそうだが、余裕があるうちに手を打たないと手遅れになる。
希望の光といえば、ニュースで、多くの中高年が「(自分の)生活が厳しいので増税反対」とばかり言っている一方、多くの若い世代(自分たちの世代やより若い世代)が、「消費税増税は嫌だけど、(手に抱いている)この子たちの世代に、負担がかからないように、と考えると仕方ないですよね」と言っていることだ。
若い人に早く任せてくれ。そして頑張ろう、ニッポン。
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