私はフィリピンでも基本、おじぎをしている。
そのおかげで、セキュリティが私を見るたびに、笑顔でおじぎをしてくれるようになってくれている。例の真面目な彼だ（ブログ「セキュリティの男の子」http://yoshi-jpn.com/1893/）。普通に一定期間を過ぎるとクビになるシビアな韓国人経営だが、彼は生き残っている。さすがだ。
このおじぎの習慣は、きっと彼には少しおかしく、でもそんなに嫌な気はしないんだろうなと見てとれる。だから変な格好で挨拶をしてくる変なおっさんが面白くて笑顔になるんだろう。それでも、おじぎをされるとうれしいもんだ。
おじぎは日本の文化だ。
結果、私が大量に食べ物を買い、ジプニーに乗り帰ってくると、彼がすべて、私の住んでいるフロアまで持ってくれたりもする。スゲー助かる。
他にも、海外で「すみません」を日本人は多用するとは批判されることがある。でも「すみません」と言って、嫌な気持ちになる相手がいたことはない。ただの場の問題だと思う。私は日本人。そう思っている。別にグローバルがどうとかどうでもいい。
私は私ができることをやって、海外の人に「日本人は良い奴だ」と思ってもらえればいい。
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