滞在と聞くと、1か月以上を意味するかと思いますが、別に期間はそれほど重要じゃないんです。
重要なのは、自分で全部お膳立てをすることです。
別に旅行でもいいんですが、旅行会社などセットで誰かが用意してくれたものではあまり意味がありません。もちろん親の助けもNG。それでは、何かを見聞きでき、異文化に触れられますが、自分のマンパワーはあがりません。
別にバックパッカーのように、予定も決めず、旅を続けろともいいません。それは趣向の問題だからです。でも最低限、自分で飛行機や宿の予約をとる、自分でその国の情報を集める、そして行ってみる。
自分ですべて行い、「誰かのせいにできない状況を体験」してもらいたいです。
そこでいろんなことに気づくはず。想定が甘すぎた、また反対に準備しすぎた。そしてたくさんの失敗もする。そうして自分の傾向も知っていく。自分の欠点も。
日本は何も知らなくても、すべてがきれいに整い、店員や役所の人は、すべてできるかはともかく、誠実に対応してくれます。そこには、親が子供に対して準備してくれるような環境が用意されています。
元来、人生はつまづくことが多いはず。その時に、自分で立ち上がる力は非常に大事。海外は、容易にそうしたことを体験できる環境があちらこちらにあります。ただし”沈没”は社会復帰の可能性がグンと下がるので、おススメしません。その人の人生なのであれですが、私は嫌いです。
海外にずっと住んだ方がいい、なんていいません。若い人には、時間があるうちに、そうした所でつまづいて、立ちあがる訓練をしてほしいなと思ったりします。
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