フィリピン・セブ島は普段から事故が多い。フィリピン人は基本的には運転が荒い。プライドが高いので、道をゆずるということができない。その上、道が狭い。そこに加えて、ジプニー・タクシーが好き勝手に動く。当然のように、事故は起こる。
フィリピンの場合、事故で人を殺すと、一発で刑務所行きらしい。警察沙汰にしたくなければ、落ち度のある方がお金を払うことで決着をつけ、事故をなかったことにする。ただし少しでも渋ると、ポリスさん登場だ。フィリピンのポリスは、決して中立公正の存在ではない。すべてにお金が必要だ(言い過ぎです)。
そうしたセブ市内。普段でも、2週間から1か月に一回は事故を見ていた。なかには、止まってるバイクが後ろから追突され、バイクの後部に乗っていた子供が宙に浮き、運転していたお父さんがその子をキャッチする感動シーンまで目撃した。その時、バイクは完全大破したが、2人は無事だった。バイクが歩行者をはね、顔から血が止まらなくなった人もいた。
ところがここ1週間は毎日1、2件見る。実際報道されてる事故数はわからない。ただ、、、多すぎでしょ。。。事故はそんなに頻繁に見るものではないはず。別に私が外にいる時間が増えたわけではない。いつもの道をジプニーに乗っているだけ。こんなに暑いのに、外に長時間いたい理由などない。
原因は、この暑さだと思う。暑すぎて、集中力が持たないのではと思う。フィリピンの多くのタクシー・ジプニーは、乗り物を借りてきて、その日運転し、稼ぎの分が自分の取り分のスタイル。なので、長い時間働くことになる。でもこの暑さで、どこかぼーっとするのかもしれない。
車を直すお金は持っていないことも多いようで、車が凹んだまま走っている車は多い。日本なら薬の使用を疑われる。フィリピン人が普段から薬をやってるような状態だ、とは、私は決して言わない。言わない。
けどこれだけ暑いとジプニーでの移動が結構堪える。それでわかることもある。「これ毎日だと、だらだらすることもあるよね。」
そんなふうに、少しフィリピン人たちに歩み寄る必要もあるのだろうなとも思います。
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