先日ジプニーに乗ったとき、コンダクターが小さな男の子だった。コンダクターとは、ジプニーでお客さんからお金を集める人のこと。~年のころは7歳ぐらいだろうか。
あのぐらいの男の子は、大人の真似ができるだけでうれしく、すごく張り切ってしまう。自分もそうだったので、見ていて、かわいくて仕方ない。
「アヤラー、アヤラー」
そう大きな声を出している彼に、ジプニーを降りていく大人たちも、乗っている大人も声をかけていく。子供は世の宝だ。
そして私は何気に10ペソコインをいつものように支払った。
そうすると、彼が「これ、なんだよ!(推測・セブアノわかりません)」と言っているようで、隣の大人たちが私が支払ったコインを確認し始めた。そしてその中の一人の男性が、「これ、本物?」と私に聞いてきた。
新しいペソコイン(写真左側・右はいつもの古いコイン)。「2013」と彫ってある。
SMで買い物したときに、お釣りでもらったのを思い出した。「うーん、SMでもらったから本物だと思うけど。偽物だったりする?」別の一枚を彼に見せ、話していると、彼が古い10ペソを出してきてこう言った。
「交換して」
あ、本物と認めたのね(笑) なんかギザジュウみたいだ。ギザジュウとは、ギザギザがある古い10円玉で、小さい頃、それをお釣りでもらうと、使わずにとっておいたような記憶がある。同じ貨幣価値だがなんか得した気分になったものだ。
私ははじめて新しいペソコインを見た。ただ海外のお金は、ツクリがちゃちいので、偽コインの可能性はゼロではないと思っている(笑)
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